夏のタイトル戦を劇的に制した犬山紙子さん。
さんざん周りに「まぐれ」と言われ、それを払拭するべく挑戦した回ではまさかの才能ナシ。
あれから3か月。リベンジなるか⁉2021年10月14日の放送で明らかになりました!
\炎帝戦の内容はこちら/
参加者は高島礼子さん、犬山紙子さん、星野真里さん、クッキーさん。
クッキーさんはアート系の査定以外で出演するのは珍しいですね。
今回の結果は?お題「弁当の店頭販売」
今回のお題は弁当の店頭販売!
第1位
星野真里さん
才能アリ 72点
鯖雲と 無人弁当販売所
第2位
犬山紙子さん
才能アリ 70点
朝寒や 唐揚げ渡す 火傷の手
第3位
高島礼子さん
凡人 50点
紅葉を お箸で彩る おべんとう
第4位
クッキー。さん
才能ナシ 5点
葉の隙間 こぼれ蟲くる 歯の隙間
発表は最下位から。
発表順でなんとなくわかってしまう時がありますね。
犬山紙子さんは才能アリとなりましたが、夏井先生いわく、特待生には他の型もきちんと出来るのかを見定めてから。とのこと。
第1位・星野真里さんの句を絶賛
星野真里さんの句が発表された後、東国原さんが一言。
「『と』がねぇ~」
あれ?よくないのかな?と思いきや
「『と』がしびれますね~。普通は『や』なんですよ。」「これは良い句だな~。」と、まずは東国原さんが絶賛!
そして夏井先生も、「今、『と』が良いとおっしゃった東国原さん。その通りですよ!」「この『と』が分かるか分からないかで、この句の評価が変わってきます。」
まずは鯖雲について。
「鯖」という文字が頭にくることで、一瞬、魚の鯖の映像が頭に浮かぶのだと。
「あ、雲か。」とは思いつつ、その一瞬の映像がサブリミナル効果のように弁当や無人販売所にイメージを引っ張ってくる。
これは、うろこ雲とかひつじ雲が来た時にはそういったサブリミナル効果は生まれない。
では、いわし雲ならどうか。
『鰯雲』ならちょうど5音。『と』を入れない判断になってくるかもしれない。
そうすると鰯雲がドンっと映った後、カットが変わり販売所の映像になるイメージだが、
鯖雲『と』にすることで、雲の映像からカメラがグ~っと引いてき光景が広がっていくと、その端に無人の販売所が見えてくるような。
1カットのゆったりとした光景が見えてくる。
そんな句だと評価してくれました!
添削する夏井先生が、この句の良さを東国原さんと分かち合えたのがうれしそうでしたね。
まとめ
今回は星野真里さんの句がとても印象的でした!
犬山紙子さん昇格とはなりませんでしたが、今後も犬山紙子さんの査定に注目していきたいと思います!
コメント