プレバト俳句 今日の結果 2024年4月18日 お題「ぶらんこ」

テレビのはなし
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プレバト俳句 2024年4月4日 才能ランキングの結果

まるまる
まるまる

一年中公園に設置されているぶらんこですが、春の季語なんですって~。

今週は才能アリが3人という優秀回です!

\初登場!/
第1位 ダウ90000 蓮見 翔さん 71点 才能アリ 

故郷と 同じ遊具や 春の風



☆夏井先生の評価
頭に「故郷」と出ると、また凡人ワード出たな、って瞬間的に思っちゃうんですよね。でもこの句は、たくさんの人が思う故郷・生まれた場所という、それぞれ違うみんなの想いの象徴として上五に置いても陳腐になっていないんですよ。これが良いところです。

中七の「同じ遊具」も、具体的な遊具を書かないことで、上五のやり方と呼応している。具体的に書くと、そこで感動が一人ひとりのものにならなくなる。


まるまる
まるまる

8人組のコントユニット「ダウ90000」の蓮見さんは、お笑い芸人の中でも一目置かれる存在の方で、「世界を変える30歳未満」というForbes Japanでも取り上げられた方です!

とげとげ
とげとげ

3年前から、夏井先生に査定をしてほしいと熱望していたそうです!

お見事~!


>>世界を変える30歳未満に選ばれた30人の日本人



\38回目の挑戦で8回目の才能アリ!/
第2位 キスマイ二階堂さん 70点 才能アリ 

初虹や 背中を押され 漕ぐ子供



☆夏井先生の評価
この句は、どこに挑戦があるかと言うと、「ぶらんこ」と書かないで「ぶらんこ」だと分かるように描写している。

まず、はじめての虹だ、と「初虹や」で詠嘆します。この後中七下五で、ぶらんこを漕いでいるのかはわかるじゃないですか。これがどういう工夫で出来ているかというと、「押され」「漕ぐ」というこの動詞によって、ほとんどの人がぶらんこを想うんです。



まるまる
まるまる

「まさか二階堂さんがこんな挑戦してくれるなんて、今なんか親のような気持ち」と夏井先生(*‘∀‘)

2位と3位は今回同点でしたが、3位の句は、ぶらんこを描きたいのか・心情的なものを書きたいのかが文字面だけでは判断しにくいという点が、順位の差になったそうです。


\初挑戦!/
第3位 近藤千尋さん 70点 才能アリ 

小さな手 わが背押したる 春の暮



☆夏井先生の評価
この句は、作者が何を表現したいのかしっかり聞かないといけないんですね。

ブランコの様子だけを言いたいのであれば、「春の暮」という季語ではなく「ぶらんこ」をそのまま持ってきても表現できるんです。

「押す」というところに「応援される」という意図を持っているので、「春の暮」を使ったのだと理解しました。

となったら、「押したる」がちょっと強すぎるので微調整してみます。


小さき手の わが背を押せる 春の暮


とげとげ
とげとげ

このようにすると、位置関係や動きがハッキリする、との夏井先生の添削でした!



まるまる
まるまる

お笑い芸人ジャングルポケット太田さんの奥様で、モデルの近藤千尋さん。

実体験をもとに見事才能アリでした!





第4位 南果歩さん 50点  凡人 

ブランコと 母待つ夕暮れ 花吹雪



☆夏井先生の評価
「ぶらんこ」「花吹雪」の季重なりではあるんですが、ある程度のバランスは取れているのは悪くないんです。でもちょっとずつ微調整しないといけません。



\添削/

ブランコに 母待つ夕や 花吹雪
または
ブランコと 母待つ夕暮れに 一人



まるまる
まるまる

第4位ながら「この人は伸びていきそう」との夏井先生の評価でした!




第5位 水田信二さん 38点  才能ナシ

子らが去り 未だ明るし 遅日ちじつかな

遅日:春の暮れが遅いこと

☆夏井先生の評価
中七の「未だ明るし」は、「遅日」を説明してるだけの言葉なので、すべて要りません。季語の中に情報として入っているので、これは覚えて帰ってください。

\添削/

公演の 子らが去りたる 遅日かな


とげとげ
とげとげ

「このように直すことはできますが、めっちゃくちゃ普通の句ですよね。」という評価の夏井先生(*‘∀‘)


まるまる
まるまる

水田さんは夏井先生と同じ愛媛県民だそうで「俳句作るの楽しいです!勉強します!」という水田さんに期待されていたようです( ˘ω˘ )

「勉強する気になってくれたのかな?と思うのは、『遅日』という意味を知っているということですよね?進歩ですよ、これは」という夏井先生に「今日がその気持ちを伝えに来ました」という水田さんでした( ´∀` )




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プレバト俳句 2024年4月18日の昇格試験 森口瑤子さんの挑戦

◆4月18日の昇格試験




名人8段 森口瑤子さん  

ふわっと ふらここ 水平になる手前


ふらここ:ぶらんこの古語。傍題(季語のようなもの)

査定のポイント☞「の手前」の是非


夏井先生の評価ワンランク昇格! 名人9段に!

「ぶらんこ」というのと「ふらここ」というのでは空気がちょっと変わります。

この「の手前」が良いですよね。水平になろうか、なるまいかの身体がふっと浮いていく。あの微妙な位置のリアリティというんでしょうか。ぶらんこを漕いだことのある人はみんな同じ「手前」という体感を共有することができる。

まるまる
まるまる

「いや~、腕を上げてこられましたね~。」としみじみ感想を述べた夏井先生でした( ˘ω˘ )



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プレバト俳句 2024年4月4日 特別永世名人 梅沢富美男さんの締めの一句


廃校の ぶらんこはに 揺れており


まるまる
まるまる

森口瑤子さんから「夜と廃校を結び付けた不思議な感じを醸し出されてすごい」と感想をもらった梅沢さんは「オカルトのトミーと言われてるんです」なんて冗談めいて、浜ちゃんからも呆れられていました(*‘∀‘)


夏井先生の評価がっかり
兼題写真から、廃校の夜のぶらんこを想像できるのはさすがだと思います。素材としてはさすがですが、ちょっと恐ろしい感じを出したいんでしょ?これは、助詞を操作することでできるんです。


\添削/

廃校の ぶらんこよるを 揺れており

「ぶらんこ夜」にすると、「自分もいない夜の間もずっと」という時間が長くなる方が怖くないですか?「を」は、これだけで経過していく時間を意味します。

とげとげ
とげとげ

添削を受けた梅沢さん、片手で口を押さえあわわ顔…



もう一押し怖くしたかったら、

廃校や 夜がぶらんこ 揺すりおり

とげとげ
とげとげ

この添削をされるといよいよ両手で口を覆った梅沢さんでした笑


まるまる
まるまる

添削した夏井先生は「ここまでやってからオカルトのトミーと言ってください」と素晴らしいオチで番組を締めてくださいました(*‘∀‘)

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