【プレバト俳句】2022年春光戦|決勝戦の結果まとめ!お題「ハプニング」

プレバト俳句2022春光戦【決勝】結果まとめ テレビのはなし
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\これまでのタイトル戦のまとめはコチラから/


▼まとめ記事



とげとげ
とげとげ

2022年3月31日放送のプレバト俳句、春光戦の結果をまとめました!

→2022炎帝戦の結果はコチラ


まるまる
まるまる

15名による予選会で、5名が決勝進出。
迎え撃つシード権を持つ5名。

以下の10名で決勝戦が行われました!



  • シード権   梅沢富美男さん
  • シード権   東国原英夫さん
  • シード権   キスマイ横尾さん
  • シード権   立川志らくさん
  • シード権   キスマイ北山さん
  • Aブロック1位 馬場典子さん
  • Bブロック1位 FUJIWARAフジモンさん
  • Cブロック1位 フルーツポンチ村上さん
  • Dブロック1位 森口瑤子さん
  • 敗者復活    千原ジュニアさん




\予選会のもようはコチラ!/



\ 2022年夏のタイトル戦炎帝戦の結果まとめ!/





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プレバト俳句2022春光戦!お題「ハプニング」結果発表~

何があった・・・


まるまる
まるまる

お題の「ハプニング」のように、優勝経験者が陥落する波乱の順位!?


手っ取り早く結果が見たいぞ!という方はコチラを開いてね

第1位  立川志らくさん(名人5段)
ダークホースが悲願の初優勝!

第2位  森口瑤子さん(名人初段)
昨年の冬のタイトル戦王者が惜敗!実力をグイグイ伸ばしてきてます!

第3位  フルーツポンチ村上さん(名人10段)
唯一の2連覇経験者 3位と健闘!

第4位  キスマイ横尾さん(名人8段)
昨年の春光戦王者 2年連続を逃すもタイトル戦で安定感があります!

第5位  馬場典子さん(特待生2級)
予選でジュニアを撃破 初の決勝進出で大健闘!

第6位  FUJIWARAフジモンさん(名人10段)
予選をぶっちぎりの強さで勝ち抜いたものの、シード権も危うい6位に・・・!

第7位  梅沢富美男さん(永世名人)
3年半前の金秋戦王者 優勝がさらに遠ざかる・・・!

第8位  キスマイ北山さん(特待生3級)
特待生ながら秋のタイトル戦を制しましたが、2冠とはならず

第9位  千原ジュニアさん(名人9段)
敗者復活戦で勝ち上がるも「一番いやや」と言っていた9位に・・・

第10位  東国原英夫さん(永世名人)
タイトル戦優勝経験最多の7回!最強王者がまさかの最下位!



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プレバト俳句・春光戦2022|作品と夏井先生の添削


春光戦2022|第1位の句


立川志らくさん

影のような野良犬に 桜ながし


汚れた野良犬を目にした。川には雨によって散った花びらが流れている。
みすぼらしいはずの野良犬まで影のように風景となり綺麗に見えたその光景を詠んだ。


夏井先生の評価

「桜ながし」は桜を散らせてしまう長雨をあらわす比較的新しい季語。ほとんどの歳時記には載っていない。まだあまり使われていない季語を定着させようとしているのがポイント。

けんらんに咲く桜、その桜を散らせる長雨、そこに佇む影のような野良犬。そこに出会ったことに「はっ」とする様子をハプニングと感じた想いが読み取れます。
薄墨色の影と薄墨色の雨の中に野良犬が1匹。この句はまるで絵画のような作品。その絵画の中に「桜」の一字がポッと灯る。そんな効果も持っている。

この句を1位にするのは勇気がいりましたが、本人のやろうとしていることはちゃんとできているので、文句をいう訳にはいかない。直しなし!とのこと!

まるまる
まるまる

悲願の初優勝!おめでとうございます!


春光戦2022|第2位の句


森口瑤子さん

馬の子に いじられてゐる アナウンサー


新人アナウンサーを噛んだり、鼻先をつけたりしてもてあそんでいる様子をそのまま詠んだ。


夏井先生の評価

「馬の子」が春の季語。語順も良かったが1点だけ惜しかったのは「弄られている」と書くことで、軸足が「アナウンサー」に寄ってしまう。主役は季語の「馬の子」になってほしい。

例えば、馬の子がアナウンサーを好きでたまらない様子だとして、


\添削/

馬の子に なつかれ過ぎて アナウンサー

このようにすると「馬の子」に軸足が向かう。

まるまる
まるまる

森口瑤子さんの力が、めきめき上がってきております!



春光戦2022|第3位の句


フルーツポンチ 村上健志さん

光風こうふうや 控え選手の ペンの減り


自分は試合には出られないけど、データを分析することで大切な役割を担っている一人なのだ。という思いを「ペンの減り」に込め、「光風」というポジティブなイメージの季語とを取り合わせた。


夏井先生の評価

描写がきちんとできている句。どんなスポーツなのかいろいろ書きたくなるが、書かなくて良いのだということを村上さんは分かっている。
この句の評価は「光風や」。(※「風光る」の仲間)


村上さんは詠嘆の「や」で切りたいと、強い思いであえて用いたと思うが、中七が「控え選手」なので、素直に「風光る」でいいのではないか。どうしても「や」を使いたいのであれば「春風(しゅんぷう)や」や「春風(はるかぜ)や」にした方が良いと感じた。


まるまる
まるまる

添削が難しくてよくわかりませんでした・・・。レベルの高いもの同士のやりとりと感じました!勉強します!




春光戦2022|第4位の句

キスマイ 横尾渉さん

日曜の 空港ホテル 雪の果て



「雪の果」は今年最後の雪という意。予期せぬ春の雪で、帰る予定だった日曜日に飛行機が止まったが、家に帰ったらまた頑張ろうという気持ちを詠んだ。

夏井先生の評価

作品としてはきちんと出来ている。基本形どおりに言葉も入れられているので直す必要もないが、もう少しハプニング色を入れたら順位は変わってくる。
曜日でハプニングを表現するのはちょっと無理がある。

もう少し大事な情報を入れて、


\添削/

に閉ざされ 空港ホテルの夜


「夜」とすれば、最終便がとばなかったのかな?というイメージや、「朝」とすれば、今朝も飛ばなかった・・・という状況が描ける。


春光戦2022|第5位の句

馬場典子さん

青き日も 苦き日もあり 青慈姑あおぐわい


春の季語である「慈姑(くわい)」は縁起の良い野菜。
青臭い失敗や人生遠回りしたり、いろんな事があったけど、今自分は楽しくいられている。という思いを込めたそうです。

夏井先生の評価

上五・中七の処世訓めいたところ、「青」がふたつ重なるところは評価の割れる箇所である。
そしてもったいないのは「季語をちょいっと取り合わせてみました」で終わってしまっているところ。

\添削/

青慈姑ころん 若き日とは苦し


まるまる
まるまる

さらに、青慈姑を最初に持ってきて、「ころん」とか「ほくり」とすると描写になる。このように語順を変えれば季語を主役に立てることができる。

とのアドバイスでした!




春光戦2022|第6位の句

FUJIWARA 藤本敏史さん

子供らの 後ろの蜂の ホバリング


子供が楽しく遊んでいる後ろに蜂がホバリングしている緊張感を詠んだそうです。

夏井先生の評価

この句はささやかな場面をちゃんと描写出来ている。しかし「ホバリング」は意外と詠まれている。

\添削/

子供らの 後ろ蜂の 防衛軍


「の」を「を」に変えれば、後ろを蜂がウロウロしている様子が描ける。「巣を守っている描写」や「蜂がたくさんいる様子」を描くのならば、擬人化して「防衛軍」としてみたり。

まるまる
まるまる

これは「防衛軍にしなさい」という意味ではなく、この下五こそが創作の大事なポイントとなるので考えてみてください。とのこと!





春光戦2022|第7位の句


梅沢富美男さん

長閑のどかなり 細くたなびく 湯の放屁ほうひ



「やっと温泉場にこられた・・・!」という気持ちが、この年齢になるとフッと下半身が緩んでおならがしまう。ぷゎぷゎぷゎ・・・と下から湯が湧いているような光景、これも長閑だな、という気持ちを詠んだ。

夏井先生の評価

そもそも「たなびく」という言葉の使い方を間違えている。「たなびく」は、雲や煙が横に長く漂う様子をいう。おっちゃん(梅沢さん)の言いたい光景は、下からのぼってくる様子なので・・・。
間違ってはいるが「たなびく」を活かす方法はなくはない。

\添削/

長閑なり 湯にたなびける 放屁の泡


「長閑なり」から「細くたなびく」の描写に行くからわかりづらい。「湯」へ繋げ、「たなびける」でようやく屁が横移動の光景になる。最後は放屁の「泡」とすることで映像を抑えられる。


春光戦2022|第8位の句

キスマイ 北山宏光さん

刀折損かたなせっそん 続ける殺陣たてや 花吹雪


舞台中に殺陣の刀が折れてしまう事があるが、幕を下ろすことはできない。そんな中舞台には花吹雪が散っている光景を詠んだ。


夏井先生の評価

「刀折損」から入っているから、花吹雪の鮮度が落ちてしまっている。逆にすると良い。そして花を咲かせませんか?今、絢爛(けんらん)に咲いている感じに。


\添削/

らんまん 折れて続ける 殺陣シーン


「らんまん」は漢字で書いてもよいが、後の句の感じの画数が多いのでここはひらがなに。
「刀」は書かなくても「殺陣」で何が「折れる」のかはわかる。


春光戦2022|第9位の句


千原ジュニアさん

迫る電柱 顔面5mmの春


21年前にバイク事故で重傷を負った際の、壮絶なハプニングを詠んだ句。
当時3月で暖かくなってきていたことから、フルフェイスから半キャップのヘルメットに変えたその日に事故にあった。顔面に近づいてくる電柱を目の前にしたところまでは記憶があるが、その後は意識がなくなり、気づいたときには病院に。

夏井先生の評価

ジュニアさんの説明を聴いていない段階でこの句を読むと「5㎜」の部分が謎として読み手に残る。例えば野球選手が、「ボールがスローモーションに見える」というような感覚に置き換えると臨場感が出るかもしれない。
「迫る」という言葉は迫力が出そだけど、ちょっと分かりにくい。「顔面」が「潰れた」なんてシーンから始めてみては。

\添削/

顔面潰る 電柱スローモーに春


スローモーはスローモーションの略として辞書に記載されているそうです。

電柱がスローモーションに近づいてくる、あの季節は春であった。とすると、季語の「春」が際立ってくる。ただ、せっかくの「5㎜」を使いこなせるような別の案も考えてみては?とのことでした!


春光戦2022|第10位の句


東国原英夫さん

カンガルー泊め 2DKおぼろ


撮影現場でおきたハプニングの句。30数年前、カンガルーと夜中まで撮影した後、動物のプロの方が帰ってしまいカンガルーを家に泊めたことがある。じー・・・、とこちらをみるカンガルーと、深夜で眠気と疲れで朦朧とした不思議な空気感を詠んだそうです。

夏井先生の評価

「カンガルー」と「朧(おぼろ)」という季語の取り合わせはものすごく魅力がある。ただ「泊めて」と「2DK」は具体的に書きすぎて、こういう体験をしていない人には一体なにがあったんだろう?と全く伝わらない。
具体的に「2DK」の2という数字で普通は映像化できるものだが、この句の場合「カンガルー」「朧」を生かすのであれば、あえてぼんやりさせる方がよい。

「しばらく預かって」という状況だったとして、

\添削/

カンガルー 預かってゐる 朧かな


「朧(おぼろ)」の句としてこんなに素晴らしい句は無い、と自分で添削しなが感動しています。と夏井先生(笑)
こうなっていたら今日はダントツの1位だったと思います。と潜在能力の高さをべた褒め!

まるまる
まるまる

添削を受け浜ちゃんから「どうですか?」と聞かれ「無理ですわ・・・」とつぶやいたのが印象的でした( ´∀` )


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次回 2022夏のタイトル戦の参加条件

番組最後に、早くも夏のタイトル戦「炎帝戦」のルールが発表されました!

参加資格

  • 才能アリ経験者 現在200人以上が対象
  • 俳句の募集は、この放送から2か月
  • 優秀上位者がスタジオに集結!
  • お題は「メール」


まるまる
まるまる

最後までお読みいただきありがとうございました。



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