2022年1月13日放送の「夜会ハウス」に登場した佐野勇斗さん。
北村匠海さんから勧められて今はまっているという香木「パロサント」とは、いったいどんなものなんでしょうか?
おしゃれな人たちがインテリアとして飾る事も多い一方、お香として使いたいのにうまく火が点かないという問題もあるようです。

そこでパロサントに4年前からドはまりしているまるまるが、簡単に香りを楽しむ方法をお伝えしたいと思います!

雑誌の『美的』2022年7月号(5月20日)でNEWSの加藤シゲアキさんも紹介!注目度が高まっています!

2023年3月15日、TBSのラヴィットでホラン千秋さんが紹介した「Fortment」のパロサントはこちら!↓↓
パロサントとは?
パロサントとは中南米に生息する香木(こうぼく)です。
まず香木とは。
香木は、心地よい芳香を持つ木材のこと。沈香と白檀が有名である。
Wikipediaより 香木とは
Wikipediaさん、さすがに大変興味深い記述をありがとうございます。続きもぜひ読んでみてください。
そして、中南米に生息する樹木で「聖なる木」を意味する 「パロサント(Palo Santo)」は、いわゆる香木の一種です。
パロサントの焚き方 よくある問題点

ネットで「パロサント」と調べると、
✔火が付かない
✔火が消えない
✔つけ方
✔消える
✔焚き方
✔煙出ない
✔燃えない
✔燃焼時間
✔火災報知機
皆さんこのようなお悩みをお持ちのようです。

なんで火がつかないのかな?

パロサントはナチュラルインセンスなのです!
パロサントはナチュラルインセンス
一般的に「お香」というと、

とか、こんな

とか。このような形状がなじみ深いのではないでしょうか。
しかし今ちまたで人気のパロサントは原木そのまま、ナチュラルインセンスと呼ばれているものが販売されています。

ナチュラルインセンスは火や煙が安定しにくいんだよ~

なるほど。
きっと歴史の中で、煙が持続しやすく改良されたものがいわゆる「お香」と呼ばれているものなのでしょう!
木に含まれる油分が多い方が燃えやすいのですが、なにせ天然のもの。燃えやすい、燃えにくいは個体差が生じてしまいます。

そのため、みなさん「火が点かない」「すぐ消える」ということが起こっているのね~
スティックにそのまま火をつけてみた場合

直接火を点けてみたら、「ぼぼぼぼ・・・」と、かなり大きな火があがったので慌てて火を消しました。
あっという間に火はつきますが、やはり持続しません。
ある程度木がくすぶるまで火が点いた状態にすると、しっかり火種ができ煙が立つのかな?と思いますが「ぼぼぼぼ・・・」をこれ以上保つのは怖い!という感想です。

たとえうまく燃えたとしても、そこから出る煙の量を考えると火災報知機が感知してしまいそう!

取り扱いに気を遣っちゃうね・・・
そのまま火を点けるのはオススメしない!

結論から申し上げると「スティックに直接火を点ける」ということはオススメしません。

これは危険を感じるのでやめた方が良いと判断!

普段まるまるが使用しているパロサントは細かいチップ状ですので、このスティック状のパロサントも小さく削ってみることに。

スティックは簡単にカッターで削れます。カッターの刃に気を付けて鉛筆のように削ってみましょう!
削ったチップも、そのままでは火がつかない
先ほど削ったチップに火をつけてみました。
「・・・・・・」

「ぼぼぼ」も何もなく、燃えもしない・・・

煙も出ないし、燃えても一瞬だね・・・

みなさんの悩みが身をもってわかりました!
ナチュラルインセンスを楽しむ為のオススメの焚き方


パロサントだけでなく、同じナチュラルインセンスのホワイトセージやコパルを焚くときの参考にもしてください!
おすすめの焚き方① たっぷり香りを楽しみたい方は炭を使おう!

まるまるは普段、おがくずのようなタイプのパロサントを使っています。ですので直接火を点けることはできません。そこで愛用しているのがチャコールタブレット。炭を固めて錠剤にしたものです。

チャコールタブレットは錠剤の炭だよ。
炭に着火⇒そこへパロサントを置いて煙を出しましょう!
✔火を点ける時は、エアコンなどの風に注意してくださいね。
香立て、香皿よりは香炉の方が風を気にせず安全にお試しできます。
しっかり注意をすれば、香立て、香皿でも大丈夫!
✔そして炭はかなりの高温になります。陶器のお皿は割れてしまう可能性もありますので、お気に入りの物を使用しないようこちらもご注意ください。
✔香皿の下にさらに木のトレイなどを敷いて、テーブルなどに熱が伝わらないように断熱できると完璧!(くれぐれも木のトレイにお香や炭を置かないでね)
✔ピンセットがあると、タブレットに火をつける時や、タブレットにパロサントを乗せる時に役立ちます。
\おすすめの香立てはこちら!/
ネット上になった部分にチャコールを置けるので、テーブルなどに直接熱が伝わりません。
チャコールタブレットは近くにアジアン雑貨屋さんがあれば、10個200円くらいで手に入ります。
ネットだと送料がネックかもしれませんが「市内で地下鉄で往復」でも400円~500円かかることもあります!
条件があえば、ネットでの購入が手軽でいいですね。

上の香炭は、いわゆる仏具ですが、折り目が付いていて扱いやすいです。
→「6本入り」ですが、1本が4つに小分けにできる
→「菊の香」という商品名ですが、香りはしませんので焚きたいお香の香りは邪魔しない

こちらのチャコールタブレットの方がお得です。仏具に抵抗なければぜひ!


タブレットは1個そのまま使うと火力が強いので、まるまるは4分の1くらいに割って使用しています。

もっとうまく小さく割れるなら6分の1くらいでも。このタブレットひとかけらで30分以上火種が持続します。

割るときは手が汚れないようにキッチンペーパーにくるむのがおすすめ。ティッシュペーパーだと、割った勢いで破れるのよ…
使わない分はキッチンペーパーにくるんだままジップ袋に入れて保管をします。(湿気てしまわないように早めに使いましょう)

「くるんだまま」にするのは単に手が汚れないようにする為だぞ。
それ以外に意味はないのだ。
屋外で焚くなら煙も気にならないので、丸ごとでも大丈夫かと思います。
耐熱容器にタブレットを置き、ライターやチャッカマンで火をつけます。
置いたままで点火しにくい場合はピンセットでタブレットをつまんでつけても。(くれぐれも手では持たないように!)
しばらく火をかざしていると数秒で炭が「パチパチ・・・」と音をたて、赤く火がつきます。(炎は上がりません!)
そこへ少量のパロサントを置いてみましょう。

タブレットはかなり高温になるので、パロサントのかけらもピンセットでつまんで乗せると良いよ。

削った一片で充分ですよ~


一片でしっかり煙が立ちました。一片が燃え尽きる時間は20秒くらいですが、しっかりと香りが楽しめます。

まるで薪をくべるようで楽しいんです~
タブレットがどれくらい持続するのか実験で時間を計っている間(30分くらい)、
燃えては煙が立ち、消える
燃えては煙が立ち、消える
燃えては煙が立ち、消える・・・
を繰り返していたら10畳の部屋がまあまあ燻された状態に。

目の前で実験していたので充分すぎるほど香りを楽しみました!
灰が飛ばないように気をつけつつ、たまに換気もすると良いと思います。
おすすめの焚き方② 香りが混ざっても気にしない方に!超ずぼらな方法

こちらは究極にずぼらな方法です!ご了承ください!
炭を割って、手が汚れないように気を付けて、火が強いから注意して…
そんなことやってられない!という方に、他のお香を火種として使うという裏技を伝授いたします。

パロサントのお香が用意出来ればそのまま楽しめば良いと思います!
でもせっかくだからナチュラルインセンスを楽しみたい!
でも手軽に楽しみたい!という方にお届けします!
手に入りやすいウッド系のお香のおすすめは、
- サンダルウッド(白檀)
- フランキンセンス(乳香)
- ユーカリ
混ざっても良いとは言っても、あまりにかけ離れた香りだとパロサントの良さが消えてしまいます。
「木の香り」であればそんなに違和感なくブレンドを楽しめるでしょう!
クセが少なくかぐわしいサンダルウッド、フランキンセンスあたりがおすすめ。
意外とおすすめなのがユーカリ。パロサントは甘めの香りの中に、少しスー…とした香りがあるので相性良いのです!

オウロシカ香はインドのお香の中でもクオリティーの高いブランドです!
そして、お香に火をつけ、そこにパロサントをくべる!
以上!

この方法なら短時間で簡単にパロサントを楽しめます~

手間のかかるナチュラルインセンスの楽しみ方とは
ナチュラルインセンスは焚くのに少し手間がかかります。
でも例えば、
コーヒーを豆から淹れる
とか、
日本茶を急須で淹れる
というような感覚で、香りもさることながら、こうしたゆたかな時間も楽しんでいただけたらと思います。

参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント