プレバト俳句 今日の結果!2024年8月15日 お題「かき氷」

プレバト俳句 2024年8月8日 お題「かき氷」 テレビのはなし
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まるまる
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今週は、8月8日に地震速報で中止になった回の再放送でした!

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>>【プレバト俳句】今日の結果発表~!




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プレバト俳句 2024年8月15日 才能ランキングの結果

まるまる
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今回は才能アリが3名の優秀回です!





第1位 野村麻純さん 72点 才能アリ 

まどろみの 友は臨月 夏氷



☆夏井先生の評価

これはほのぼのと良い句でしたね。

一緒に食べようとかき氷を持ってくると、臨月の友達がうたた寝をしている。
出産の日をゆっくり待っているのかなぁ、という優しい眼差しが伝わってきます。

可能性としては「臨月の友はまどろみ」というやり方もありますが、この語順の方があなたのお気持ちが素直に伝わってくるかなと思います。

添削なし!

まるまる
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女優・野村麻純さんはNHK大河ドラマ「光る君へ」で吉高由里子さん演じるまひろの親友役を演じた方です!

学生時代に俳句のご経験があったそうです(*‘ω‘ *)



第2位 ももいろクローバーZ・玉井詩織さん 71点 才能アリ 

山積みのプリント 救いのかき氷



☆夏井先生の評価

なかなか難しい句またがりというものに挑戦していますね。頑張りました。

もったいないのは「救いの」。自分が言いたいことなのはわかりますが、自分の感想になってしまっているんです。俳句では、感想や説明ではなく映像なんですね。

「救いの」をやめれば良いだけなんです。

\添削/

山積みの プリント置いて かき氷
または
山積みの プリント終えて かき氷
など

事実だけを書いているんですけれども、これでかき氷の味も変わってくるでしょ?こうするだけでリアリティがぐっと変わってきます。

まるまる
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添削がありましたが「初めてでここまで出来たら上出来ですよ」との事でした!



第3位 辰巳拓郎さん 70点 才能アリ 

餅飯殿もちいどのにも 賑はひ戻り かき氷


とげとげ
とげとげ

餅飯殿は奈良で最も古い商店街のことだそうです。

コロナが明けて賑わいが戻ったことを詠んだそうです!



☆夏井先生の評価

これはねぇ、取り合わせが面白いですね。まずこの「餅飯殿」。この固有名詞と季語の「かき氷」に非常に個性があっていいと思います。

問題点は「にも」。書きたい気持ちはよくわかるんですよ。「も」という事は、他のところもそう、と言いたいのでしょうけど、この使い方が少々散文的になってしまいます。

「も」を消すだけ。
そしてここからの展開ですが、これも微妙に惜しいんです。

賑わいが戻ると言いたいことはこれもよくわかるんです。ですが俳句として考える時には「戻る」が先の方が映像になります。

\添削/

餅飯殿に 戻る賑はひ かき氷


まるまる
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辰巳拓郎さんがついに才能アリでした!




第4位 ずん・飯尾和樹さん 45点  凡人 

口元や 甘いドラキュラ かき氷



☆夏井先生の評価

かき氷やりんご飴を食べて口が赤くなる、てめっちゃくちゃよくある比喩なんです。書くのも恥ずかしい陳腐な比喩だと思います。陳腐ですが多少、一生懸命俳句にしようとする努力は見えるんです。

「赤い」じゃなくて「甘い」と書くと、詩が生まれるんじゃないかという希望がちょっと見えはするのでこの点数ですが、もとの発想が本当によくあるタイプなんですね。

\添削/

口元 甘いドラキュラ かき氷

まるまる
まるまる

「直したところで凡人」「直す力も無いです…」という夏井先生でした(;^_^A


第5位 Aぇ! group・佐野晶哉さん 37点 才能ナシ

炎ゆる雲 ボール回した 帰り道


とげとげ
とげとげ

「炎ゆる雲」は炎天下のイメージですが、佐野さんが詠んだ光景は夕焼けだそうで、梅沢さんからご指摘が……。


☆夏井先生の評価

まず季語を確認します。(と佐野さんに状況を確認)

季語のこともちゃんと調べず作ったという事が今わかりました。

ですからマイナス10点くらいしてください。

\添削/

夕焼雲 ボール回した 帰り道
または
夕焼けや ボール回した帰り道


まるまる
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最初は第4位だった佐野さんですが、詠んだ句のイメージと季語が合わず、なんとマイナス10点を宣告され最下位となってしまいました…!





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プレバト俳句 2024年8月15日 こがけんさんの昇格試験




特待生4級 こがけんさん  

高原の氷菓 エスプーマの瑞煙ずいえん

とげとげ
とげとげ

瑞煙とは、山や川にかかるめでたい兆しの雲や霧の事をいうそうです

まるまる
まるまる

エスプーマは料理やスイーツに使われる、液体をムースのような泡状にすることを言います


夏井先生の評価ワンランク昇格!→特待生3級へ

比喩というのがなぜ難しいのかというと、A「エスプーマ」B「瑞煙」とした時に、このAとBの落差がないと面白くないんです。

思いもしなかったけれども、こういう風に言われると、あぁなるほど!と思うこの落差が必要なんです。

ただもうちょっと季語を印象深く残す手立てが一個だけあるんです。

\添削/

エスプーマの瑞煙 高原の氷菓

こうすると最後に「氷菓」の映像が残るでしょ?この氷菓にエスプーマが乗っているのね、と。

まるまる
まるまる

「こういうところを大事にしてあげたら、2ランクって言いたいくらいでしたよ。」という夏井先生の評価でした(*‘ω‘ *)




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プレバト俳句 2024年8月15日 特別永世名人 梅沢富美男さんの締めの一句


秋淋し 宇治金時の ほろ苦く

夏井先生の評価お見事

「かき氷」というと、甘い、楽しいなど明るい表情とかの方向に行くんですよね。

でも、かき氷の中にもこういう側面はあるよ、と。そういうところに目を付けようとするのがおっちゃんならでは。

おっちゃんがほろ苦く感じたというのであれば第3者がどうこう言えないのですが、もし私の句だったとしたら、「淋し」と「苦く」がちょっと近いところが気になるんですね。


\参考/

秋淋し 宇治金時の ほろ



まるまる
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先週の放送が無くなってしまうかと思いましたが無事放送されて良かったです!

地震の不安は各地でありますが、みなさまのご無事をお祈り申し上げます。



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