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▼まとめ記事
2022年8月25日放送の「プレバト!」人気の俳句コーナー。秋のタイトル戦「金秋戦」に向けて、組み合わせ抽選会が行われました。
2020年の金秋戦では千原ジュニアさん、2021年にはキスマイ北山さんが優勝!今回は誰がその栄冠を勝ち取るのでしょうか?
今回の金秋戦は15名の名人・特待生がエントリー。
シード権は永世名人梅沢富美男さん、フルポン村上さん、そして春のタイトル戦で優勝した立川志らくさん。
残り7つの枠を15名で争います!
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
浜ちゃんの手によってくじ引きにより参加者が決定。各ブロックのお題も代表者のくじ引きで公平に決められました!
予選を無条件で突破できるのはA、B、C各ブロックの1位だけ。残りは敗者復活戦から勝ち上がらなくてはいけません。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
運命の組み合わせはいかに!?
プレバト俳句・金終戦2022 選考会 Aブロックの戦い ~2022年9月1日放送~
![プレバト予選 Aブロックのお題「ファッションの秋」](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2022/08/Aブロックの-お題-「ファッションの秋」.jpg)
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
お題が決まるとAブロックのみなさんから「うわっ、難しい!」と声が上がりました。
Aブロック挑戦者
犬山紙子さん 特待生 4級(過去優勝1回!)
馬場典子さん 特待生 2級
フジモンさん 名人 10段(過去優勝2回!)
春風亭昇吉さん 特待生5級
松岡充さん 特待生2級
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
Aブロックには特待生が4人もかたまりました。フジモンさんが当確か?
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そのフジモンさんは犬山紙子さんを警戒していましたよ~!
Aブロック結果
<Aブロック1位>→決勝進出!
👑フジモンさん 名人 10段
マネキンの坐骨 デニムに入るる秋
\直しなし!/
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
フジモンさん、予選無敗記録更新!
秋の新作のジーパンをマネキンに履かせている光景を切り取ったそうです。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
「予選強いね~!これは良い俳句だわ~」と梅沢さん。夏井先生も「大した観察力!」と大絶賛!
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
普通の人ならつい「着せる」とか「履かせる」とか書いてしまいがち。自分の目に映った光景を映ったままに描写をすることで「坐骨をデニムに入れる」という表現にたどり着ける。
観察力がありながら、それをきちんと言葉で表現できることも実力。と、淡々と分析。
フジモンさんへの信頼を感じました!
<Aブロック2位>→敗者復活戦
春風亭昇吉さん 特待生5級
錦秋の ショーウィンドーに 映る黙
\直しなし!/
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
「錦秋」は錦のように美しい秋の光景を表す季語。
昇吉さんいわく、情景としては夜のショーウィンドの前に佇んでいるだけ。
しかし現実世界の複雑な社会情勢とガラスに映る自分、そしてショーウィンドに飾られているきらびやかなファッションの対比を詠んだそうです。
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
梅沢さんからも「素晴らしいんじゃないんですか」の声!村上さんは「黙が映る」という感覚も良い、そしてそれだけだと暗くなってしまいそうなところ「錦秋」の鮮やかさもあってとても良いとのこと!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
この句はいろいろと難しいことに挑戦しながらも、それがきちんと成功している、と夏井先生。
自然界を切り取る「錦秋」と、人の手で作られたショーウィンドウの世界観を掛け合わせ、季語を虚構のものにし、さらに通常俳句では「映る」などと言わなくてもいいところ、本来映らない「沈黙」を表現するために必要な言葉だとうまく考えられている。
重ねて「誰が作ったのかと思ったら昇吉さん!あなた今まで理屈ばっかりこねてましたけど、こういう理屈は良い理屈です!」と毒のある褒め方で評価しました!
<Aブロック3位>→敗者復活戦
松岡充さん 特待生2級
星月夜 ファーストピアスの 重力
\直しなし!/
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
フジモンさんが「ファッション」というお題に対して「難しかった」という中、松岡さんは「簡単でした」とのこと!
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
秋の服が季語になっているものが少なく、思いつくものは冬の季語ばかりという馬場さん。松岡さんの句が発表されると「おしゃれ~」との声が上がりました!
なかなか決勝に進めない松岡さん。今回こそ決勝進出なるか?!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
星月夜のキラキラした感じとファーストピアスを付けたワクワク感、でも耳が痛む感覚を掛け合わせて詠んだ句だそうです。
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3位となったものの「かっこいい!(決勝進出)あるかもな~」と村上さん。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
しかし、言葉の質量問題として「ファーストピアスの重力」が強すぎないか、との指摘も。
夏井先生も「星月夜」が背景になりかかっているところはもったいない、と触れつつ、しかしちゃんとできている句だと評価!
<Aブロック4位>→敗者復活戦
馬場典子さん 特待生 2級
闊歩する トレンチコート 風爽か
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
ファッションは先取りすることが多いが、ようやく季節が追い付いてきた!ようやく着られるぞ!というワクワク感を詠んだ句だそうです。
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しかし梅沢さんは「トレンチコート」は余分だったかな、と指摘。
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夏井先生は語順も良いし挑戦もしているが、やはり「コート」が出てくると冬を連想させてしまう、とのこと。
\夏井先生の添削/
闊歩するトレンチ 風は爽かなり
<Aブロック最下位>→敗者復活戦
犬山紙子さん 特待生 4級
稲妻や タートルネック 子に着せる
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
歳時記によると”実りのある家族”のイメージも持つという「稲妻」を使いたかったという犬山さん。
稲妻によって感じる親の不安感によって、まだ季節柄早いとは思いつつタートルネックの肌着を着せる光景を詠んだそうです。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
こちらも「タートルネック」が冬っぽいと村上さん。
夏井先生は、具体的に書きすぎたことによる失敗、と指摘。定石では具体的に書いた方が伝わりやすいと言われる中で、今回は珍しい指摘!
\添削!/
稲妻の夜や 一枚を 子に着せて
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「一枚」というのは肌着なのかもしれないし、お布団なのかもしれない。読み手に想像させることで「書かない」方が得をする、と添削。直しを受けた句に対し、みなさん納得!という感じでした!
プレバト俳句・金終戦2022 選考会 Bブロックの戦い ~2022年9月8日放送~
![プレバト予選 Bブロックのお題「行楽の秋」](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2022/08/Bブロックのお題.jpg)
Bブロック挑戦者
篠田麻里子さん 特待生2級
森口瑤子さん 名人初段 (過去優勝1回!)
キスマイ北山さん 特待生3級 (過去優勝1回!)
ミッツ・マングローブさん 名人2段
中田喜子さん 名人6段 (過去優勝1回!)
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
段位はバランス良さそうですが、女性陣が多く、特徴的な戦いになりそうな予感・・・!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
最近めきめき力をつけている森口瑤子さんが再び優勝を飾るのか?
Bブロック結果
<Bブロック1位>→決勝進出!
👑森口瑤子さん 名人初段
秋晴れや 「アリクイさんぽ 三時より」
\直しなし!/
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
うわー!やっぱり森口瑤子さんがキター---!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
森口さん家族はみんな揃ってアリクイが大好きで、動物園に行くとアリクイさんの部屋にもよく行くのだが、ある時子アリクイさんの散歩に遭遇したのだとか。
その時の光景を詠んだそうです!
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
夏井先生は、中七下五は貼り紙の文句をそのまま書いただけに違いない、と。とても単純な作りの句なのに光景がありありと立ち上がってくる。
三時からだからちょっと待ってようか、それとも他の動物を見に行こうか。なんなら休憩してアイスクリームでも食べてくるか。そういった表情が句を読んだ後にいろいろ見えてくる!
親子かな?恋人かな?友達かな?遠足の子どもかな?たったこれだけの言葉でこれだけの想像が湧いてくる。と夏井先生が饒舌に解説!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
これが、ちゃんと季語を主役に立て、肩の力が抜けた俳句なのです。と笑顔で絶賛しておられました!
<Bブロック2位>→敗者復活戦
ミッツ・マングローブさん 名人2段
解熱剤効き 秋晴れの午後を知る
\直しなし!/
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
子どもの頃の遠足で前日に熱を出し、当日行けなかった・・・。解熱剤が効いて目が覚めるともう午後になっていて、「今日は遠足日和だったんだなぁ」と思った。そんな光景を詠んだそうです。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
行楽の秋というテーマを逆手に取る発想も良い。「解熱剤 効き」とすることで、この前の状態も表現できている。さらに「秋晴れの午後」という時間経過も出てくる。
熱が出ていなかったら出かけられたのに・・・という作者の想いも読み手がきちんと想像できる。
そして、その想像させる力を持っているのが「知る」というところ。「効き」「知る」という叙述がとても丁寧だと夏井先生の評価でした!
<Bブロック3位>→敗者復活戦
中田喜子さん 名人6段
数取器始動 出水に鶴来る
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
Bブロックは第3位から発表されました!
中田喜子さんの名前が呼ばれると「あ-------------!」とロングトーンで苦悶の表情w
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
火サスの音楽とともに笑
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
鎌倉、鶴岡八幡宮の「鶴」から発想を飛ばし、その鶴の飛来地である鹿児島県出水市を句に入れ込み、例年1万5千羽も飛来する鶴を「今年もやって来たな」とカウントする喜びを句にしたそうです。
季語は「鶴来る」。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
梅沢さんは「出水(でみず)」との季重なりを指摘。村上さんは季語に対して「数取器始動」の言葉の強さに引っかかっていました。
夏井先生は永世名人おふたりの指摘も踏まえつつ、語順を変えれば良いだけ、と添削。
\夏井先生の添削!/
鶴来る 出水よ カウンター始動
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
「鶴来る出水」にするだけで、季語としての「出水」ではなく鹿児島の出水だということが分かる。そして「数取器」が漢字続きで重たいので「カウンター」に変えることで、季語に対し軽やかさが出る。とのことでした!
<Bブロック4位>→敗者復活戦
篠田麻里子さん 特待生2級
山装ふ 三年タグ付き 登山靴
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
「山装う」は秋の季語、「登山靴」は夏の季語。あえて季節の違う季語を使うことに挑戦したそうです。
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
コロナで外出できなくなり、買っておいた登山靴がタグ付きのまま3年眠っていた。
毎年美しく紅葉が山を彩るが、まだまだ今までのようには楽しめない、という少しさみしい感情を句にしたとのこと。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
季重なりのセオリーとして強弱をつける必要があるが、それがちょっと不足している、と夏井先生。
「山装う」を先に持ってきたことは良いが、「三年」を「タグ付き登山靴」にくっつけたことが損している要因。
これは季語の方にくっつけると見える光景が変わってくる。と添削!
\夏井先生の添削!/
三たび山装ふ タグ付き 登山靴
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
今年で3年目、季節の移ろいをイメージさせてから、靴箱の中でポツンとそのままの靴の光景を描くことで強弱が付く。とお見事すぎる添削に、みなさん納得されていました!
<Bブロック最下位>→敗者復活戦
キスマイ北山さん 特待生3級
紅葉且つ散る 袖高欄の一樹
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
季語は「紅葉且つ散る」、「袖高覧」は橋や階段などの端に続けて設けられた手すりの事だそうです。
![袖高覧の画像](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-7-200x300.png)
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
幼いころに紅葉を見に行った時、1本だけ鮮やかだったり1本だけ枯れていたりという光景が印象深かった。その光景と、その木の下にある袖高覧を切り取って詠んだそうです。
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
永世名人に話しを振られ、「袖高覧」ていつかは使ってみたい憧れの季語なんですけど、5位ってことはなんかダメだったんでしょうね。と村上節でバッサリ。
梅沢さんも「ちょっと背伸びしたかな」という感想。
それを受け夏井先生も「難しい季語に挑戦してしまいましたね」と。挑戦することがダメではないのだけれど、難しい季語に対して何か、立派なことを書かないといけないと思ってしまい、実力以上のことをやってしまったケースかな、と推察していたそうです。
ただ、どこがダメという事でもないのだけれど、本当にこういう事が言いたかったのかな?と意図が伝わりづらい。
なんだか古臭いから、梅沢のおっちゃんがわざわざ予選に出てきたのかと思った。と急なディス笑
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
要は、「紅葉且つ散る」という世界の中で、
- 早く色づいて早く散る木
- 遅く色づいて遅く散る木
そういうものがある、ということを書きたかったのであれば・・・と添削!
\夏井先生の添削!/
紅葉且つ散るに 遅速の空 青し
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
こうすることで、紅葉の早い・遅い木があり、背後には青い空が広がっている。そんな空間を描くことはできる。
もう少し自分の表現したいことと向き合うと良いのではないかな
と思う。とのことでした!
Bブロックは前回大会覇者の中田喜子さん、昨年金秋戦覇者のキスマイ北山さんが決勝進出への望みが薄い、というまさかの展開に!
プレバト俳句・金終戦2022 選考会 Cブロックの戦い ~2022年9月15日放送~
![プレバト予選 Cブロックのお題「食欲の秋」](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2022/08/見出しを追加-8.jpg)
Cブロック挑戦者
千原ジュニアさん 名人10段(過去優勝1回!)
キスマイ横尾さん 名人10段(過去優勝2回!)
キスマイ千賀さん 名人 8段(過去優勝1回!)
皆藤愛子さん 名人 3段
的場浩司さん 特待生5級
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
これは激戦が予想されます!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
名人がなんと4人も!そんな中、最近特待生にあがったばかりの的場浩司さんが入りました!どこまで太刀打ちできるのか楽しみです!
Cブロック結果
<Cブロック1位>→決勝進出
👑千原ジュニアさん 名人10段
豚饅の 油染む べい独楽の紐
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
豚まんを食べた後、脂のついた手でべい独楽やってたな、という思い出を詠んだ句だそうです。梅沢さん、フジモンさんは揃って季重なりについて論争!
「独楽」→新年、「豚まん」は冬じゃない?の指摘に対し「べい独楽」は秋、冬の季語としてあるのは「肉まん」です。とジュニアさん。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
「豚饅」は冬の季語として歳時記に載せ始めているのがあるかないかというところ、だそうです。
豚饅そのものではなく、その香りのついた紐が存在しているという解釈で、「豚饅」<「べい独楽」が立っている。
難しい季重なりではありますが夏井先生は、テーマである食欲の秋を表現できている。と、この句を1位にしたそうです!
直しなし!
<Cブロック2位>→敗者復活戦
キスマイ横尾さん 名人10段
丸善の 古書フェア 檸檬ケーキの香
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
東京丸の内の丸善では、昭和の作家、梶井基次郎の代表作「檸檬」にちなんだ檸檬ケーキが売られているのだとか。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
梅沢さんは「これが2位ということは1位の句はよほど良かったんでしょうね」と絶賛!
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
「檸檬ケーキ」としたことにより、季語の力が少し弱まっているが、梶井基次郎の作品が否応なく連想させられるし、美味しそうな檸檬ケーキも表現はできている。最後にほんのりと漂う「香」と残すところも手馴れている。この句に文句をつけるところはどこにもない。と夏井先生!
\直しなし!/
<Cブロック3位>→敗者復活戦
皆藤愛子さん 名人 3段
梨噛んで潤う 両耳の鼓膜
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
果汁が耳から飛び出してくるんじゃないかという思いを詠んだという句。しかし夏井先生いわく、評価が分かれる句かな、と。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
独特の感覚だと評価する人、反対に大げさすぎると評価する人。真っ二つに分かれるんじゃないかとのこと!そのうえで、直すとバランスが崩れるので尊重してこのままで!とのこと。
\直しなし!/
<Cブロック4位>→敗者復活戦
キスマイ千賀さん 名人 8段
梨の滴り 大地は幾度 雨季を経て
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
フジモンさん、梅沢さんから「季語が弱い」との指摘!「かっこつけすぎたんちゃうか?」と弄られておりました・・・。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
「梨」より「大地」が主役になっている。と夏井先生。
\夏井先生の添削!/
みずみずしき 果汁よ梨よ 雨季幾度
<Cブロック最下位>
→敗者復活戦
的場浩司さん 特待生5級
銀杏を 拾いし背で まあだだよ
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
季語は「銀杏」を選択した的場さん。
銀杏を拾う自分のそばでかくれんぼをする子どもたちの光景を切り取ったそうです。
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
これに対し梅沢さんは、子どもを背中に背負ってるように詠めてしまうと指摘。
\夏井先生の添削!/
梅沢さんの指摘の通り、夏井先生も「拾いし」の「し」が問題だと説明。
銀杏拾う 「まあだだよ」の声 かたわらに
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
歳時記にも句が掲載されたという急成長中の的場さんは残念ながら最下位に・・・!次回に期待したいです!
2022年金秋戦 予選結果まとめ
3週にわたって放送された2022年金秋戦の予選会。
ついに決勝進出者が決定しました!
まずはシード権の3名
梅沢富美男さん
フルポン村上さん
立川志らくさん
そして予選ブロックより
Aブロック 1位通過 藤本敏史さん
Bブロック 1位通過 森口瑤子さん
Cブロック 1位通過 千原ジュニアさん
敗者復活戦 優秀句 キスマイ横尾さん
敗者復活戦 優秀句 春風亭昇吉さん
敗者復活戦 優秀句 松岡充さん
敗者復活戦 優秀句 皆藤愛子さん
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
この10名で決勝戦が行われます!
![とげとげ](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/12/b_74iUd018svcytrffgzcwbsw_tbh41s.jpg)
素敵な俳句が生まれることを楽しみに待ちましょう~
![まるまる](https://marumaru100.net/wp-content/uploads/2021/07/cropped-IMG_20210708_143122_612_copy_678x6781-e1626092319428.jpg)
決勝戦は10月なんだって・・・。みなさん首を長くして一緒に待ちましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
追記:決勝戦は10月13日に放送決定!
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